Twitterで気になるツイートを見かけました。俯瞰的な目で相場の流れを見れるように、勉強が必要だと気付かされました。
Q.”紙幣を刷りまくっている”のはどこで分かるのか?
A.金融緩和のこと。具体的にはインフレ率何パーセントを目標に政策金利を引き下げることを指す。中央銀行※が政策金利を引き下げれば、一般の銀行は中央銀行からお金を借りやすくなるので、企業の設備投資への融資などが活発になり、経済が上向くという理論。日々のニュースでアメリカのFRBが・・・や、日銀が・・・などに注目するとよい。まぁ要するにニュース見てれば自ずと分かります。
※中央銀行は国の金融機構の中核となる公的な銀行のこと。アメリカ:FRB(連邦準備理事会), 日本:日本銀行
Q.インフレと資源株の関係は?
A. インフレにより、経済が上向きになれば様々な資源の需給が逼迫するため資源価格が上昇→原油などの権益を持つ企業は、売上UPになる。ここ最近(2021年)では、コロナウィルスにより抑えられていた経済活動が活発化(正常化)していることの方が大きいと個人的には思う。原油に関しては、「コロナ→ロックダウン→船とかでない。ガソリンも売れない→油余りすぎる→原油価格が一時マイナスに(お金あげるから油引き取って欲しいくらいに)→OPECなどの石油産出国は、原油を減産→原油価格は徐々に回復→経済活動の活発化に合わせて原油は増産しない(様子見)→原油価格はさらに上昇」といったところでしょうか。
話が脱線しますが、インフレ=経済成長と考えるのにはあまりにも短絡的すぎるという指摘もあります。なぜなら、経済成長は人口増加要因と生産性向上要因によって構成されるからとのことです。インフレにより、設備投資が活発化⇒生産性向上という意味ではインフレがきっかけで経済成長の流れでも良い気がしますが、実際にマイナス金利などの政策により金融緩和を進めてきた日本では経済成長(GDPが上昇)していません・・・。インフレでなくても生産性向上のみにより経済成長した事例もあり、 インフレ=経済成長 と考えるのは危険かもしれません。
Q. インフレ時にメリットがある資源株は?
またまた、くりぼうずさんのツイートから引用させて頂きますm(_ _)m
図1に直近5年の原油価格との比較チャートを示します。オレンジの線がINPEXの株価です。おおよそ原油価格と連動していることが分かりますね。
この他、随時銘柄を追加していく予定です。
それでは、以上となります。